寝落ちラジオを聞いた後に読むブログ

寝落ちラジオを聞いた後に、本当に寝落ちするために読むブログです。

なんで今さらラジオなの?

こんばんは、オスパフです。毎週日曜日 22 時頃、寝落ちラジオというラジオを配信しています。 

寝落ちラジオ

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タイトルについて、よく聞かれます。結論から言えば、この質問に対する答えは「ラジオ聴きながら寝るのが好きだから」です。そう、今日のブログはちょっと真面目な話です。

 

「お前にそんなの求めてねぇよ」って方は、カテゴリから「どうでもいい話」を選んで記事を読んでね。

 

 

 

 

動画コンテンツが流行して、既に 20 年近く経ちました。ニコニコ動画の爆発的な人気を経て、YouTubeライブ配信の絶頂期を過ぎたあたりでしょうか。

 

 IT の面でこの「動画コンテンツ人気」を語るとすれば、インターネットの環境や端末の処理速度が進化したことにより、容量が大きいデータ通信を短時間で行うことが可能になったためです。2 ちゃんねるに画像をアップロードするために、数分費やしていた 20 年前と、5G で動画が一瞬でダウンロードできる現代では、そもそも環境が違うんですね。

 

そして活字から動画に変遷したテレビ同様、インターネット網にも動画コンテンツ流行の波がやってきていたわけです。

 

 

 

動画コンテンツの流行なんて、この技術の進化を考えれば、誰でも予想できたことです。なぜならまだインターネットを使っているのが一部の人間だった頃から、「画像送りたい」「動画送りたい」という欲求があったわけですから。しかし、この進化によって大きく変わった文化があります。それは「興味の細分化」と「個人の」です。

 

 

ひと昔前、「芸能人の真似ごとしてる」と揶揄されていた YouTuber やインフルエンサーは、今や冷ややかな目で見られるどころか、人気者として黄色い歓声を浴びています。それどころか「テレビは見ないけど YouTube は見る」という人が増え、もはやYouTube の違法アップロードで見たのが実はテレビだった、なんてこともあります。

 

それだけ「テレビが絶対的なコンテンツではなくなった」ということです。テレビ以外のプラットフォームが増え、そのプラットフォーム内でコンテンツのジャンルが増え、本当の意味で「好きな時に好きなことをする」ができます。これが「興味の細分化」です。

 

 

そして、とあるプラットフォームのとあるジャンルでの人気者は、もはや芸能人ではありません。正確に言えば、芸能人である必要がないのです。確かに、認知という面で言えば「最初から知られている芸能人」が有利ではありますが、認知の問題さえ突破してしまえば、とあるプラットフォームのとあるジャンルで人気者になるのは、視聴者に刺さるコンテンツを作った人になるのです。

 

フォローしていない人のコンテンツが流れてくる TikTok を想像していただけると分かりやすいと思います。TikTokアルゴリズムでは、「見られている動画やいいねが多い動画が、おすすめとしてタイムラインに出てくる」ので、この「認知」が必要ありません。面白い動画を投稿し、視聴者が面白いと思えばバズります。だからこそ、TikToker というワードが誕生し、TikTok という「とあるコンテンツ」での人気者になっているわけです。

 

これは、他のプラットフォームでも言えますよね。インスタグラマーという言葉がある通り、そして Twitter しかやっていないのに数万のフォロワーがいる人が存在する通り、「認知」の壁を越えれば誰でも有名人になれるのです。これが「」です。

 

今まで、この「認知の壁を越える」のは芸能人になることでした。芸能事務所に所属したりビジネスで成功することで、メディアに露出することがほぼ唯一の「認知の壁を越える」方法だったのです。しかし、プラットフォームもジャンルも増えたことで、認知の壁を越える方法も増えています。

 

 

 

話を戻しましょう。技術の進化によって、この「興味の細分化」と「」が新たな文化となっています。これから先、この流れは間違いなく進みます。

 

例えば技術が更に進化し、アーティストのライブ映像を 3D やホログラムによって楽しめる時代がきたとします。そうすると、YouTube のような新たな人気プラットフォームが出てくるでしょう。そのプラットフォームでは昨今の SNS の流れを汲み取り、間違いなく一般人が投稿できるようになります。そうすると、またそのプラットフォームで人気者が出てくることが予想できます。「」です。

 

ジャンルに関しても、3D やホログラムだからこそ可能なジャンルが生まれるでしょう。例えば、YouTube でキャンプ動画が何故か人気を集めているのと同様、在宅業務で集中するために「家でただ仕事をするホログラム」が人気になるかもしれません。横に人がいてサボらない環境を作る、を目的としたコンテンツです。つまり、今後も IT 技術の進化に従って、新たなジャンルが生まれていきます。これが「興味の細分化」ですね。

 

 

「興味の細分化」と「」がこのまま進めば、どんなプラットフォームで時間を消費するかを視聴者が取捨選択します。でも視聴者も時間には限りがあるので、プラットフォームを取捨選択して視聴します。そんな未来にどんなプラットフォームが勝つのか。それはもちろん誰にも分かりません。3D やホログラムが人気になった際、YouTube やテレビは衰退するんでしょうか。個人的には長い遷移期を経て衰退すると思っていますが、一瞬で衰退する可能性も衰退しない可能性もあります。

 

プラットフォーム内のジャンルで視聴者を奪い合う (例えば、テレビ局が視聴率で視聴者を奪い合う) のではなく、プラットフォーム同士で視聴者を奪い合う (例えば、テレビは見ないけど TouTube は見る) 時代へとなっていく中、奪い合っているのは実は視聴者ではなく、視聴者の時間です。

 

視聴者は当然、家事をして仕事をして、日々の時間は限られています。そんな中、プラットフォームが増えれば、各プラットフォームに割ける時間は少ないのです。そのため、スマホアプリで 1 番大切なことは「どれだけそのアプリを開かせるか」だと言われています。

 

 

 

最初の問いに戻ります。「なんで今さらラジオなのか」。プラットフォームは増え続け、コンテンツも増え続ける中、配信する側としてプラットフォームを選ぶ理由は「視聴者の時間を奪う度合いが少ない」かつ「そのプラットフォームで生まれるコンテンツが好きだから」です。

 

ラジオは「ながら作業」ができます。YouTube やテレビであれば、五感が 2 つも奪われるため、「ながら作業」はなかなか難しいですが、ラジオの場合は聴きながら家事もできますし、奪われる視聴者の時間は案外少ないのです。

 

そして何より、僕はラジオが好きです。音だけで人を笑わせる、感動させる、といったことが可能なラジオを素敵だなと思っていますし、そんなラジオを聴く人を増やしたいとも思っています。この楽しさを共有できる人を増やしたいのです。

 

 

長くなりましたが、結局「ラジオ聴きながら寝る」のが好きなんです。そして視聴者のことを考えた時、そんなコンテンツを作りたいと思いました。だからこそ「今さら」ラジオなのではなく、「これからずっと視聴されることが予想されるから」ラジオというプラットフォームを選んでいます。

 

ラジオというプラットフォームの中でも、寝落ちラジオはまだまだ人気番組とは言えません。そう呼ばれるためにも、もっと面白くすることはできるし、聴いてくださっている方のために面白くしなければならないと思っています。そして、ラジオというプラットフォームの新しい楽しみ方を提供できればいいなと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まぁこんな深いこと考えてラジオ始めてないんやけどね。

このオチを書きたいがためにめちゃくちゃ頑張りました。寝ながらラジオ聴くのが好きってとこと、面白い番組作りたいってとこは本音です

 

 

おやすみなさい。

 

オスパフ

 

寝落ちラジオや当ブログへのお便り、お待ちしております。

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