DOZE OFF RADIOを聞いた後に読むブログ

DOZE OFF RADIOを聞いた後に、本当に寝落ちするために読むブログです。

7月11日 ここはあなたのへや

6時半に起きた。二度寝は諦めてコーヒーを飲んでいたらたくまから電話がかかってきた。「酔った同僚に絡まれてムカついたから今からお前んちに行く、聞いて」とのことだった。

わたしはたぶん犬のように尻尾を振ってるんるんしながら大急ぎでコーヒーを飲み干し、一応掃除機をかけたり、作っておいてくれと言われたカップ麺のお湯を沸かしたり慌ただしくたくまを迎えた。

まるで自分の家みたいにカップ麺を食べて「酔った同僚に絡まれてムカついた」話をしたたくまはいつのまにか寝ていた。たくまが切らしたというたばこを買いにセブンイレブンに行ったらオスパフの誕生日だったことを思い出したので、おめでとうございますとLINEをした。男性と連絡を取っていることを咎められることはないだろうし、そもそも申し訳なくなるような事はないのだがなんとなく後ろめたい気持ちになった。

4時間くらいいつもの友達と勉強をして、たくまが起きるまでしばらく寝顔を眺めていた。何年もこの人を知っているけど寝顔も私たちの関係性も何もかもあんまり変わんないなとか思った。寝起きのたくまに、わたしにもう1人彼氏ができたらどう思うかと聞いたら、んー、嫉妬するねとか言うのでいつだってこの男は賢いなと感心してしまった。賢くて優しくてひどい。でもやっぱりそんな一言でわたしは全部どうだって良くなってしまう。わたしのことを好きだという人も、江ノ島に行こうという人も、とにかく会いたいと懲りずに電話をかけてくる人も全部どうでもよくなった。(こうやってつらつらと書いていて気づいたがバツイチがモテるというのは本当かもしれない)

やっぱりたくまはすごい。どうやったら人を繋ぎ止めておけるかよく知っている。そういう賢くて優しくてひどいたくまみたいな人間になりたい

結局そのあと秒速5センチメートルをだらだらと流しみて、たくまは「先輩と飯」に行くと言って帰った。パン屋に行くわたしを一つ先の駅まで手を繋いで送っていったあたりもたくまはしみじみと最強だった。

部屋に戻ってたくまの余韻に浸ったりしないようにすぐ、ベッドカバーも枕も洗濯して部屋も掃除した。最近はそうすればするほどたくまの不在がはっきりとして、ここがたくまのための部屋であるような感覚にすら陥る。しかしながら物理的にはたくまがいた痕跡はないベッドに1人で寝る。明日も早く起きて何もなかったように勉強するだろう。おやすみ。